非正規労働者めぐろくみこのブログ

非正規労働者が日々感じていることを書いたログです。

2017-01-01から1年間の記事一覧

貧乏は気力、体力を奪う。

結局、もう2社面接が決まっていたが、先に面接に行ったところが面接を受けてすぐに採用になったので、そこに決めることにした。その清掃の現場は、某大手流通会社の大型店舗である。 と言っても、大手流通会社といえば、日本では数社しかないので、ちょっと…

なぜ賃金は上がらないのか。

景気は戦後3番目の好況を示しているらしいが、全く実感がわかない。清掃のバイトは、6月末で契約が終了してしまったので、仕方なく、また新しいバイトを探すことになった。 コールセンターの仕事は、派遣会社に登録して、試験を受け、その試験に受かってか…

新聞を読もう 「芸人式新聞の読み方 プチ鹿島

私は新聞を取っていない。 だから毎朝駅のスタンドやコンビニで新聞各紙の1面の記事をみて、どの新聞を買うか決めている。 買うのは大体東京新聞で、たまに朝日、毎日の順で、読売、産経はほとんど読まない。 図書館で新聞を読む時もある。プチ鹿島、という…

2020年になくなる会社

結局、今の現場は6月末でなくなることになった。先週の水曜日だったかに営業の田中さんがきて、元請けが切られたので、その下請けの私たち清掃会社も契約終了ということになった。最初、契約終了は8月末まで、というと、 秋本さんが感情的になって、 「そ…

人手不足のその後

このテナントビルは、最初から契約内容がコロコロ変わるので、人がどんどん辞めていく。 今、月曜から金曜まで一緒に仕事をしている秋本さんは、本社の経理部長の紹介で入った人だ。 作業は、私ともう1人の2人体制なのである。ところがここにきて、1階が…

ゆとり君

清掃会社のバイト先で、お昼休みに社員の人たちと話をしていた。テナントビルの責任者の矢代さんと、もう1人はゆとり君である。 ゆとり君は30代なかばだが、童顔なのか、そうは見えない。ゆとり君は、ゆとり世代と言われているセーネンだ。 そのゆとり世代と…

人手不足

今の清掃の現場は、去年の10月から働き始めている。 清掃は二人体制になっているが、常にもう一人が次々と辞めていくので、辞めるにやめられない状況になっていた。それでもやっと本社の経理部長の知り合いの女の人が来たので、これでやっと辞められる、と…

となりの宗教

バイト先の清掃の現場で、やっとアルバイトが見つかった。 本社の営業部員がずっと朝早くから清掃の仕事をしていたので、決まってホッとしているようだ。 バイトの人は本社の経理部長の知り合いで、秋本さんという女性だ。 50代ぐらいで、化粧けがまったく…

葛城事件

昨年、三浦友和の怪演と、後味の悪い救いようのない映画として評判になっていた、映画「葛城事件」をやっとDVDで観ることができた。監督は、赤堀雅秋で、劇団「THE SHAMPOO HAT]を主催している。 この映画は、最初舞台で上演され、話題になったそうだ。 それ…

プレミアムフライデー

「残業時間上限が100時間が妥当」とか経団連の会長が言っているが、一般の労働者のほとんどは「ふざけるな」と思っている。プレミアムフライデーとか言って、月末の金曜は3時に退社して消費を喚起させようというのが狙いらしいが、実際に本当に帰った人…

下り坂をそろそろと下る  平田オリザ

新年は、まとまった時間ができるだろうと思って、たしか反知性主義の本も買ってあったはずだが、実はぜんぜん読書の時間が取れなかった。 反知性主義の本どころか、去年夏頃買った本を今読んでいるありさま。平田オリザ著の「下り坂をそろそろと下る」(講談…

聲の形

お正月に、場末感漂う池袋の映画館で「聲の形」というアニメ映画を観た。 この映画は、「少年マガジン」に連載され、話題になった漫画である。 マンガ「聲の形」の作者は大今良時で、映画監督はを「けいおん!」などを手掛けた山田尚子である。 余談だが、今…

紅白歌合戦

毎年なんとなく見ている紅白。今回もきちんと全部見ているわけではないが、去年の紅白は散漫な印象だった。 ネットではグダグダ、とも酷評されている。ネットで見るスポーツ紙の記事を見ると酷評はせず、無難に書いているが、例年に比べるとあんまりいい出来…