非正規労働者めぐろくみこのブログ

非正規労働者が日々感じていることを書いたログです。

2013-09-01から1ヶ月間の記事一覧

非正規労働者の立場

金曜日は辞めた事務所の課での送別会があり、参加した。 すでに辞めたのに、なぜ私?と思わないでもなかったが、せっかく誘ってくれたのだから、とも思い、出席した。 10月1日付で人事異動があり、課長とその他2名が他の事務所に移動になり、同じ事務所内で…

点と点を結ぶ線の役割 抜け落ちてしまった知識を補強する

「社会を変えるには」小熊英二氏の講談社現代新書の本を読んだ。 今、私たちは情報の海の中で、何をたよりにその問題の本質を見極め、解決していけばいいのだろう。 たとえば、自分の興味の対象がそれぞれ点になっていて、経済、雇用、政治、歴史、外交、小…

希望について

大学をやっと卒業したのに働かない子供。 地方の営業所に飛ばされて仕事に行き詰まり、会社を辞めて自宅に戻ったのはいいけれど、それ以来働けず、ひきこもりになってしまう息子。 学校を中途でやめて、ずっと部屋に引きこもっているので、「お姉ちゃんは太…

ボランティア

毎週土曜日、引き込もりの若者の就職支援のためのボランティアに行っていたが、辞めることにした。 別に何かトラブルがあるわけでもないが、自分自身がそのボランティアをする意義や意味が見出せなかったからだ。 自宅から2時間かかり、9時はじまりだった…

ハケンの品格

中園ミホ脚本の2007年フジテレビ制作の篠原涼子主演の「ハケンの品格」を見た。 派遣も非正規労働者である。 主役の篠原涼子が高いスキルと多くの資格を持ち、常に3ヵ月で契約終了し、98の会社を渡り歩くという時給3000円のスーパー派遣社員を設定したことに…

わたしたちは日本という国で、家族という陸の孤島の中で生きている。

是枝監督の「誰も知らない」を見て、book offで買ったポプラ社の「ワーキングプア 日本を蝕む病」NHKスペシャル『ワーキングプア』取材班・編の古本を読み、さらに渋谷ユーロスペースで小林政広監督の「日本の悲劇」を見るというのはでき過ぎだろうか。 是枝…

使い捨て

自分が非正規労働者という立場になったからか、非正規労働者の本をよく読むようになった。 たとえば、 岩波ブックレットNo.699 非正規労働の向かう先 鴨 桃代 岩波ブックレットNo.869 非正規公務員という問題 問われる公共サービスのあり方 上林 陽治 岩波新…

お金だけのためには働けなかった

会社勤めというのは、働いていた時ではなく、辞めた時にどんなふうに人から見られていたのか、あるいはそこがどんな職場だったのかがわかるような気がする。 辞める時に意外な人から意外なことを言われたり、「あれ、この人はこんな人だったのかな」と思うこ…

予知夢

朝方よく夢を見る。 夢の内容を覚えていることもあるし、忘れてしまうこともある。 この前見た夢はこんな夢だった。 ある街があって、私はそこの住民である。住んでいる人はたくさんいるが、そこに住んでいる人たちはその街をみんな出たがっている。 それは…