非正規労働者めぐろくみこのブログ

非正規労働者が日々感じていることを書いたログです。

なぜ賃金は上がらないのか。

景気は戦後3番目の好況を示しているらしいが、全く実感がわかない。

清掃のバイトは、6月末で契約が終了してしまったので、仕方なく、また新しいバイトを探すことになった。
コールセンターの仕事は、派遣会社に登録して、試験を受け、その試験に受かってから仕事を紹介してもらい、派遣先が採用が決まれば、それでやっと仕事が決定する。
だから、時給1600円の時給に惹かれて電話をかけてみたが、結局は派遣登録に最初にいかなければならないので、めんどくさくなって辞めてしまった。

他にも派遣会社には2社登録しているが、前の携帯の電話番号で登録してあるので、
派遣からの紹介のメールが来なくなってしまった。

携帯は、以前は大手通信会社に契約していたが、今は格安スマホに替えたので、電話番号が変わったのだ。
格安スマホに替えて、まだはっきり分からないが、月に5000円くらいは安くなっているらしい。
月5000円は大きい。

そんなわけで、派遣会社の仕事はわからないので、結局清掃の仕事をすることになる。

6月で契約が終了するのだから、その前に探せばいいのに、相変わらずボォーッとしているので、7月になってからやっと重い腰をあげた。

駅のスタンドにあるフリーペーパーで探すと、自宅から約1時間のところにある私学の清掃のしごとがあった。
時給1000円は安いが、1日7時間15分、というまとまった時間働けるので、電話を掛けてみた。
電話で面接の連絡があり、面接に行った。
この学校は、漠然と名前は知っていたが、あまり著名な大学ではない。
調べて見ると、中の下あたりの偏差値の大学であるらしい。
しかし、自宅から私鉄に乗り、1回乗り換えて降りてみると、郊外にあるこじんまりとした駅から商店街を抜け、住宅街の奥にあるその大学は、落ち着いた緑の多い、なかなかいいところにあった。
大学自体も落ち着いていて、派手な服装をした学生もいなかった。
環境はとてもいい。
しかし、面接の60代と思われる男性は、最初は世間話のようにいろいろ話していたが、最後になると、「これで、面接は終わりにしたいので、もう帰ってください。」
と唐突に言われた。
何か、気に触ったところがあったのか、ちょっとびっくりした。
数日後、提出した履歴書が返送されてきたので、やっぱり私の事が気に入らなかったのかと、思った。