非正規労働者めぐろくみこのブログ

非正規労働者が日々感じていることを書いたログです。

非正規労働

非正規労働者の憂鬱

前の職場の友人と、都内でも有名なピザ屋に年末に食事に行った。 メニューは2種類しかなく、ピザの生地が売り切れると閉店になる。 午前のランチということで、自分一人では絶対に並ぶことはないが、開店前に並んでそのお店で食事をした。 ピザはたしかにお…

働くということ

土日のスポーツジムの掃除のバイトに、日曜の早番に新しく男の人が入ってきた。 前の日曜早朝のバイトの男の人は50代前半で、平日は市場で働き、バイトの前はビジネスホテルの掃除のバイトをしていた。 最初は真面目に働いていたが、そのうち体がきつくなっ…

明るい絶望

昔、明るい絶望と言ったのは、第三舞台の鴻上尚史だったか。 ある本を読んでいたら、「今の20代は自分が物扱いされるのに慣れている」と書かれていて、私が非正規労働者で物扱いされたのに慣れなかったのとは大違いだ。 非正規労働者の立場、というのがわか…

非正規労働者の立場

金曜日は辞めた事務所の課での送別会があり、参加した。 すでに辞めたのに、なぜ私?と思わないでもなかったが、せっかく誘ってくれたのだから、とも思い、出席した。 10月1日付で人事異動があり、課長とその他2名が他の事務所に移動になり、同じ事務所内で…

使い捨て

自分が非正規労働者という立場になったからか、非正規労働者の本をよく読むようになった。 たとえば、 岩波ブックレットNo.699 非正規労働の向かう先 鴨 桃代 岩波ブックレットNo.869 非正規公務員という問題 問われる公共サービスのあり方 上林 陽治 岩波新…

お金だけのためには働けなかった

会社勤めというのは、働いていた時ではなく、辞めた時にどんなふうに人から見られていたのか、あるいはそこがどんな職場だったのかがわかるような気がする。 辞める時に意外な人から意外なことを言われたり、「あれ、この人はこんな人だったのかな」と思うこ…

ダブルワーク

日給は7,620円で、週休2日だから、月に20日働いたとしても152,400円にしかならない。そこから健康保険、介護保険、厚生年金、雇用保険を支払い、さらに所得税を払えば手取りで14万円にも満たない。 最後の会社でも手取り20万は切っていても、夏冬にボ…

ため息

新しいプロジェクトが発足されたので、人員が必要になったが、組織には余剰人員がないので、求人をだすことにした。もちろん予算はないので、公共の求人組織に頼る。 日給は安く、業務は外回りなので、もちろん若い人は来ない。 やっときたのは、定年後に再…

病んでいるのです。

かなり前の、多分秋山ジョージのマンガだったと思う。 マントをかけた男が何かあるとマンガのストーリーとは関係なく登場して、「病んでいるのです」と一言いう、というマンガがあったと思う。外部からお客様が来るのに、事務所が汚い。 定年までいられる正…

はじまり

最初は11年務めた会社を辞めて、失業保険が尽きた時に2ヵ月の短期のアルバイトとして働き始めた。 仕事はただ書類の製本づくりで、スポット的に違う仕事もしたが、1ヵ月もしないうちに製本の仕事はなくなってしまった。 あとはだらだらと事業所に行き、…