非正規労働者めぐろくみこのブログ

非正規労働者が日々感じていることを書いたログです。

成功する人と、そうでない人の違い。

8月頭にバイトを辞めたので、とうとう失業者になってしまった。

わかっていたことだが、起業したからといって生活ができるわけではない。

そんな甘いものでないことはわかっている。

いろんな方が、アドバイスをしてくださる。
ここに、お宝の山がある、と教えてくれる。
そう、そのお宝の山を登ればいいのだ。
ところがそれができない。

お宝の山に登らずに地下を掘ったりする。

1年前に親切にアドバイスして下さった方がいた。
その通りにすぐに変更すればいいのに、自分で納得していないので、というのは言い訳で、その時は面倒なのでそのままにしていた。
案の定、やはりアドバイスどうり、早く変更しておけばよかったのだ。
結果がすぐ出る人は、とにかく行動が早い。
少しぐらいわからなくても、とにかく言われたことをそのままどんどん行動に移せる。
こういう人は、少しぐらい失敗してもその失敗を糧にどんどん進んでいける。

ところが私は、一つつまずくと、あるいは一つ気になることがあると、そこで足踏みしてしまう。
少しぐらいわからないことがあっても、とりあえずやってみよう、ということがない。
だから、まわりの人から見ると、なんだかぐずぐずしていて、全然進歩していないように見えるだろう。
バカか、この女は、と思われているのかもしれない。

やっと1年前に言われたことがその通りだと身に染みて、変更することになりました。
半年前、有料でアドバイスしてくれた人の言うことを、やっと実行することになりました。

言われてから半年、1年何をやっていたんでしょう。
そう、ずっと本を読んだり、関係者といわれる人に会いに行って話を聞いたり。
結論は、やはり言われたことはみんな正しかった。
ひとつの答えを出すのに、半年から1年かかってしまう。

成功している人はどういう人かというと、やはり突き抜けた人だと思う。
私のようにいつまでもぐるぐる同じところを回っていない。

あなたの強みを生かす仕事をしなさい、と言われたことがある。
成功している人と、していない人の一番の差は何か。

それは自分の強みを知っているかどうかということ。

自分は何が得意で、何に強みを持っているかを明確に持つこと。

自分の不得意な分野は、その道のプロや仲間の助けを借り、全てを自分でやろうとしない、ということだそうです。

では私の強みって?
強みと好きなことは違うのか?

私の好きなことは本を読むことで、その次に好きなことは文章を書くことである。
しかし、それは好きなことで、それで生活できるわけではない。
文章を書くのが好きなので、自己満足的にこうしてブログを書いている。

では、人から褒められたことは。
人前で話をすることが上手だと人に褒められる。

言語感覚と映像感覚に優れている、と言われたことがあったが、残念なことにそういう仕事には一切ついていない。

人からよく勘がいい、と言われる。
不器用だが、一回説明を聞くとすぐにできるようになる。
勘はいいんである。
しかし頭は良くない。

考えてみたら、できることよりできないことの方がいい。

数学的センスが全くない。
というより、数学がまるでできなかった。
地図を読んでも迷うぐらい、方向音痴。
これは空間に対する認識がない、ということなのか。
まわりの空気が読めない。
常識がない。
細かいことができない。
その昔、一般事務をしていた時は、いつも入金台帳の記載を間違っていた。
そのおかげで、仮決算、決算の売掛金の残高がいつも合わなかったのだ。
それで最後は社長を激怒させてしまったこともある。

私はこういう一般事務のような仕事は向いてない。
それなのに、学歴もなく、これといった資格がなかったので、とりあえずいつも一般事務の仕事をしていた。

その昔、占いの人に言われた事があった。
あなたは一般事務とか、分析とか、そういう細かいことは向いてない。
細かいことはみんな人にやってもらいなさい。
あなたに向いているのは、女社長です、と言われたこ。

成功する人が必ずしも頭がいいとは限らない。
あるいは学校の成績が良かったとか、いい学校を出ているわけでもない。
しかし、成功した人は、上で書いたように、突き抜けた人、だと思う。
具体的にどう、と説明ができないんだが。

つい最近、30代半ばのシリコンバレーで3億円の融資を受けた日本人の男の人のインタビューをYou Tubeで見た。
やっぱり突き抜けた、としか言えない人だった。
その人は、日本の成功した起業家として、安倍首相と握手をしている写真が日経新聞に載ったらしい。

大多数の人は、成功、なんてことは頭にはなく、みんな生活のために働いている。
その意味では、私は嫌な仕事はみんな辞めてしまった。
だから貧乏なのは仕方ない。

成功する人とそうでない人の違いってなんだろうか。